重症な不正咬合

普通は抜歯が必要と思える不正咬合です。

機能矯正を用いれば抜歯をしなくてもご覧のとおりです。

『機能矯正装置バイオネーター』使用例

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バイオネーター         治療前          治療一年後

この装置は、かなり古典的な『機能矯正装置』の一つですが、日本ではあまり使われていないので、 使用に精通している歯科医はあまりいないようです。術前の状態ではあまり不正咬合になるようには 見えませんが、お母さん、お姉さんが八重歯で不正咬合があり心配がある、と相談を受け、 検査したところ前歯部の横方向の成長が不足していることが判明し、『バイオネーター』による治療を決定 しました。

治療経過で横顔面の写真では、顎がしっかりと噛み合わさっていくのが観察されると思います。 また、術前ではきちんと結べなかった唇が、治療一年後の写真では、きちんと結んでいることが見られます。 これが歯列の健康な発育には欠かせません。機能矯正治療の真骨頂です。(第二段階へつづく)

 

この患者さんの初診時の詳細画像です。 下顎後退でおちょぼ口になっているのが観察できます。

模型ですが下の前歯が上の前歯に覆い隠されほとんど見えません。
下顎後退によるclassⅡdivision1の状態です。

同じく模型ですが側面から見るとその傾向はさらにはっきり分かります。

フィニッシュ

きれいに生え変わって終了しました。

側面から見るときれいに咬みあっているのが分かります。

男子らしいしっかりした側貌になりました。
これはバイオネーターの効果です。 ワイヤーを使ったコンサバな4抜歯矯正では貧弱な下あごとのっぺりした線の細い側貌になってしまいます。

部活でお疲れですがにっこり笑ってくれました。

『特殊な機能矯正装置ALF』を使用した例

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右上2番の先天欠損、左上2番矮小歯で、顎骨に歪みが生じていました。
特殊な機能矯正装置『ALF』を使用し顎骨の歪みをとった後、ワイヤーを使用して歯列を整えました。
先天欠損がある場合、放置しておくと、取り返しのつかない骨格の歪みが生じてしまいます。
この患者さんは11歳になっていましたが、永久歯の萌出が完了しておらず、成長力のタイミングをなんとか掴むことができました。中学生になってからでは、このような良好な結果は得られなかったと思います。

 

『機能矯正装置ALF』使用例の患者さん、ブラケット外しました!

表紙にも登場してもらったALF使用の患者さんです。とうとうブラケットを外しました。
まだまだ終わりと言うわけではありません。「ビムラータイプA」を使用した最終仕上げにかかりました(右写真)。
まずは、さっぱりした会心の笑顔をごらんあれ!

機能矯正8歳

お口がぽかんと開きっぱなしでした。

下の前歯が4本生えそろっているのに

上の歯は2本が中途までしか生えていません。

典型的な上顎発育不全です。

 

機能矯正8歳術後

すっきりお口が閉じました。

なかなかハンサムですね!

きれいに生えそろいかみ合いました。

ここまで来るには繊細に上下顎の成長を促進して

なおかつバイオプログレッシブを用いた

歯列の整列が必要でした。