川越 歯科 こんなメールをいただきました。

川越 大東にし歯科にいただいたメールです。

他院で抜歯矯正(上下4番4本、親不知4本)しました。
元々出っ歯気味だったため、口が貧相になりました。また、舌に歯の跡がつくことはありませんが、舌が窮屈に感じます。歯列弓がかなり狭くなってしまったようです。
看護学校に通っており、この顔では患者さんを元気にできないと悩んでおります。
現在、某歯科大で受診するべく矯正してもらった矯正歯科から資料を取り寄せているところですが、大学病院に行っても不定愁訴として扱われてしまうのではないかと不安に思っています。
貴院で、なにか改善策を教えていただけないでしょうか。

 

当院にはこんなご相談のメールが一年に何通も来ています。

皆さん4抜歯が矯正の王道だと思っておられるかもしれませんが

この事態をどう思われますか?

機能矯正ではこのような苦情をいただいたことは一件もありません。

拡大床矯正では治りませんよ。

S某という人がはじめた拡大床矯正という謎の矯正治療は特に小児矯正の分野で治療実績が伴わないにもかかわらず最近ではスタンダードだなどとうそぶくDrが現れるまでに侵食して来てしまいました。

この理由は、

1一装置4~6万程度と格安である。

2ごく軽症の場合一定の改善を見ることもある。

3専門知識、経験、技術を必要としないため矯正経験のないDrでも今日から施術できる。しかも意外に高学歴のDrが引っかかるケースが多い。

4以上の条件に加えて未曽有うのデフレで医療費の節約が実際の治療成果の如何を問わないところまで進んでしまった。
ということなのだろうと考えています。

結論から言えば不正咬合の95%は拡大床矯正では治せません。

これは拡大床矯正で行き詰ったDrが機能矯正のセミナーに大量に転がり込んでくる事からも理解できます。(川越で子供矯正で大々的に拡大矯正をすすめているT医師もその一人です。)

食品偽装問題がマスコミをにぎわしていましたがつまりは良質な本物はある程度のコストを支払わないと手に入らないことを意味しています。
矯正もしかりやすいと飛びついでかみ合わなくなってしまって当院に泣きついてこられる患者さんが多数来られています。

進みすぎたデフレは日本人の価値観の根幹を腐らせるところまで進行しています。

皆さんもご注意ください。

歯が生えそろうまで待て、は陰謀です。

震災以来長いものには巻かれろ的な風潮が支配的になっているのでしょうか。

以前は、子供の歯の生え方が心配な方は間髪いれずにご相談にお見えになったのですが最近は歯が生えそろうまで待っていましたと言う方が多くなっています。

歯並びの不正は100%骨格の不正に由来しいます。
骨格を治せば不正咬合は予防することすら可能です。
歯が生えそろってしまうことは骨格の成長の完成を待てと言うことですからせっかく成長力を利用しつつ治療する機会を逸してしまいます。

大人も治るのですからそれでも治せないわけではありませんがやはり成長を利用して骨格から機能矯正をした子供さんにはかないません。

お金がかかるから先延ばししたいという心理もあるのかもしれませんが6歳からはじめた子供はワイヤーを使わなくても治る可能性が高いですしその場合保定も最低限もしくは必要ない場合が多くなります。

成長するのは人生一度だけですから成長を利用した機能矯正治療は人生一度だけのチャンスです。

ただし類似品や技術の伴わないドクターにはくれぐれもご注意ください。

4抜歯をすると小顔になるか?

これもよく当たる検索キーワードですが4抜歯をしても小顔になりません。
頬がこけて骸骨のような顔になります。

また舌の入るスペースが足りなくなって不定愁訴など不快症状が出ます。

ま人によりけりですけどね。

4抜歯矯正後の顔画像

4抜歯矯正後の顔

取得した検索キーワードです。
以下のようなお悩みをお持ちの方が良くお見えになります。
これは某所で発見した患者さんのお悩みです。
4抜歯が適応になるのは顎骨が大きすぎる場合と抜歯しても歯列弓の大きさに変化がない場合です。
どちらも日本人にはきわめて少ない症例です。
写真もありますので近いうちに公開します。

以下引用

 

「歯列矯正、外科矯正で顔が変わってしまい悩んでいます。
抜歯をしたら丸顔が骸骨のようになり、口元がしぼんだみたいに老けました。
鼻は手術の影響で少し広がってしまいました。
元の顔は若くみえると言われ、それなりに仕事やおしゃれをして生きてきました。
今はもう誰にも会いたくない、綺麗になって会いに行きたかった人にも会えない、マスクをしないと外に出たくない…苦しいです。」

この書き込みにはおそらく抜歯矯正医のやらせと思われる

割り箸をかむと治るとかそのうち顔が膨らんできて治るなどのレスがありましたがそのどちらも嘘です。

当院ではあまりに不毛でやりませんがアメリカでは抜いた歯の空間を取り戻してインプラントを入れるなどのいうリカバーが行われているようです。

4番抜歯矯正は予後不良が多い

ほんとに最近多いです。4番抜歯矯正の予後が悪くてうちに泣きついてこられる患者さん。
4番抜歯矯正は民族的に日本人に合わないからです。

大変お気の毒ですが一度4抜歯矯正をされてうまくいかなかった方はほとんど再治療不可能です。

お気の毒さまです・・

4抜歯矯正の患者さんの横顔です。
まだ20代ですが中顔面が委縮してしまっています。

横から見てもはっきり豊麗線がみられます。

口腔内所見ではきれいにそろった歯列に見えます。
ここまでは良く矯正専門医が公開している画像です。

しかし咬合異常が発生しており異常な咬耗が進行して前歯の先端も不揃いになりつつあります。

正面画像は掲載できませんが「お〇゛あさん」のような顔になってしまいました。

しかも施術したのはM歯科大学矯正科のバリバリ専門医です。

ほんとうにお気の毒です。

日本人は欧米人の砂糖の摂取量が3分の一虫歯が3倍

シュガーコントロール?

○○が身体に悪いから食べるのを止めましょう!
という健康法はなぜか日本人にとても受けるようです。
この○○にいろんな食べ物を入れて検索をかけるとたいがいの食べ物が引っかかってきます。

 

いちばん有名どころは砂糖と肉ですね。
すき焼きを喰う人はみな短命なんでしょうか?

 

まあ砂糖が虫歯の原因になるというのは有名な話で砂糖の不溶性グルカン生成能は議論の余地はありません。
ところがグルカンを生成しない果糖でもう蝕は発生します。

 

またアメリカやヨーロッパ諸国では日本人の3倍もの砂糖を摂取しているのにう蝕率は日本人の3分の1という統計も知られています。

 

この違いに実は思い当たる事実を発見しています。

 

日本とアメリカヨーロッパの人の予防行動の決定的な違いは「日本人はフロスを使わない」ということです。

 

これは臨床家として長年虫歯治療に当たっていて「永久歯列の人の虫歯は圧倒的に隣接面から発生している」という事実に行きあたったのです。

 

フロスなんか使わなくても毛先みがきや音波歯ブラシを使えば歯間のプラークなんか除去できるはずという思い込みはブラッシング指導に口腔内カメラを導入して見事に打ち砕かれてしまいました。
全く磨けないのです。

 

そして歯間をきちんと清掃するにはデンタルフロスが必須であると言うことが数年口腔内カメラを使用した予防処置で判明してきます。
そこで驚いたのは大半の患者さんがまた高齢になるほどフロスの使用に激しい抵抗を示すのです。
つまり日本人のDNAに「歯の間を磨く」という情報が欠落しているのです。

 

この事実はおそらく日本人は砂糖の摂取量が欧米人の3分の1で虫歯の数が3倍という係数の根拠となるものと推測しています。

 

シュガーコントロールが現代社会で現実にできている人がいたとするならその人にとやかく言う気は毛頭ありません。

 

しかし虫歯を予防したいなら「デンタルフロス」を普及させることの方がはるかに有効だと思います。

 

あ子供はまた別ですけどね。
それからガムはシュガーレスの物の方がいいですよ。

歯医者の中身を吟味してますか?

歯医者はちゃんと選んで行ってしますか?

 

IAO日本総会に講師で来ていただいたヨシ・ジェファーソン先生の講義の中でのお話でしたが先生は東海岸のとある町で開業されているのですが、アメリカ中から問い合わせのメールが来るそうです。
あるとき西海岸に住んでいるある小学生の少女から「先生、私を治してください」とメールが来たそうです。
その子は重症のエナメル形成不全で殆どの歯が生えてはいるものの形をなしていないという状態だったそうです。
たぶんその子も、治りたい一心でアメリカ中の歯科医のホームページを訪れてみてヨシ先生のところにたどりついたのでしょう。

 

当院でもたまにびっくりするほど遠方からお見えになっていただく患者さんがいらっしゃいます。
こういう患者さんには少し診療時間を多めにお取りしています。なるべく早くしっかり治して差し上げないといけませんからね。

 

もちろん近くの歯医者さんが名医で相性も良ければそれに越したことはありません。
しかし成り行きで行ってみて「ちょっと変だけどがまんするか」と思われお口がボロボロになってしまった方も多数お見受けしています。

 

歯医者さんは中身をしっかり吟味して選びましょう。

治さないことが最善の治療の場合もある。

心療歯科領域での話です。
数年に一度、多い時で年に数人の頻度ですが激しい歯の痛みを訴え、時には「この歯を削ってください」とある特定の歯を指差してこられる方がいます。
ところがお口の中を拝見した時、該当部位には訴えに匹敵するような症状の歯が見られない場合があります。
もちろん万全を期すために範囲や観点を広げて検査は徹底的にやります。
それでも患歯は見つかりません。
患者さんはとにかく削ってくれ、と訴えて来られます。
このときの私の判断は「何もしない」です。
経験の少ない歯科医は、試しにどれかそれらしい歯を削ってみる事をするかもしれません。
これは最悪の結果を招く場合があります。
なぜなら、この「歯を削ってくれさえすれば」という思いそのものが症状の場合があるからです。
ただしこの鑑別診断は非常に難しい。
当院が心療歯科を名乗っているのはこのような鑑別ができるスキルがあるという自負からです。
せっかく心療歯科の看板を見てきたのに何もしてくれなかった、こいつはインチキだ!
と憤慨して帰る方もおられるかもしれません。
歯が痛いのに心療内科に行けと言われた!
と怒って帰る方もいるかもしれません。
しかしこの時歯を削ってしまえば心身症状も歯の状態も両方悪くなってしまうのです。
時には何もしない、がとても骨の折れることが最善の治療の場合もあるのです。
もちろん患者さんが落ち着かれてあらためて病気と向き合いたい場合はいいドクターを紹介しております。